「糖質制限」という言葉を初めて聞いたのは数年前。

 父はカップクのよい体型でした。カラダの事を考え、少し痩せようと思いましたが心臓にペースメーカーというものを入れていたので、運動をしてやせるという事が難しく、食事でやせられる方法をテレビや雑誌などから収集していました。

 

 ある日、糖質制限に関する本をみつけました。それらによると糖質1日の摂取量は120gで十分、それ以上は脂肪として蓄えられてしまう。1食の糖質を40g程度に抑える体重管理や病気の予防が期待できる ということで早速試してみました。
 父曰く、「日本酒、ビール以外ならお酒も飲めんねん 肉も食えんねん 甘いもんと炭水化物系を控えたらええねん!」と数ヶ月で見違えるほどすっきりした体型になりました。

 慣れるまでは大変で、コンビニのパンひとつですでに30gほど。微糖の缶コーヒーでも10gほど。ドレッシング、牛乳なども糖質はあるので、一日120gでたりる糖質を、知らないうちに余分に摂取している事に驚いたようです。

 自分で作れば、糖質を調整できるだろうという事で、出汁をとったり、ソースやドレッシングを作ったり、当時話題になっていた食べるラー油なども自作していました。

 

 そんな中、仕事でお世話になっていた京都の料理人さんに「糖質制限」の魅力を伝え歩き、この企画を立ち上げました。

 

 

京都の老舗・名店がおしえる

糖質を抑えたおいしい献立

 

 

 いちばんの特徴は、4〜6品の献立のトータルで糖質40gまでに抑えたレシピ、ということです。クリームソースもあります、パスタもあります、中にはデザートもあります。京都の食材を使うレシピもあります。

 

 料理人の皆さんが口を揃えておっしゃるのは、「偏らないバランスの良い食事を」です。実は塩分も知らぬ間に多量に摂取してしまっている成分のひとつです。味が薄い場合、塩を使わず出汁をしっかりとる、または、柚子やレモン、香草などを使う事で物足りなさを解消できます。と教えていただきました。

 

 糖質をおさえればなんでも食べて良いという事ではなく、糖質を抑える事を中心に健康管理を心がけてみてください。「京の献立」が良いきっかけになれば幸いです。

 

 

 

 

 

参考資料:
『糖質制限食のススメ』著者:山田 悟 東洋経済新報社 発行

『京都の名医がおしえる「やせる食べ方」』著者:江部 康二 東洋経済新報社 発行

『病気にならない15の食習慣』(青春出版社) 著者:日野原重明

※五訂増補日本食品標準成分表(文部科学省 科学技術・学術審議会・資源調査分科会)で計算。

 

 

 

 

 

 

日本料理

修伯

たん熊北店

 

イタリア料理

あさくら

 

フランス料理

スポンタネ

ティアレ

ブルジョン

50音順に掲載

 

このサイトについて

 

© 2016 KYONOKONDATE